有斐閣法律法学用語変換辞書V3では、専門分野の単語や熟語の入力・変換をスムーズに行うことができます。また、著者の姓や書名の一部の読みがなを入力すると、有斐閣で刊行された書籍に変換することができる機能もあります。
※本製品を利用するには、あらかじめATOK 2007以降がインストールされている必要があります。必ずATOKをインストールしたあとで、本製品を設定してください。
それぞれの場合に応じて操作します。
I 変換辞書を設定する
有斐閣法律法学用語変換辞書V3には、以下の7つの変換辞書が入っています。必要な辞書のみを選んで使用できます。
それぞれ次の辞書セットに設定してご使用になることをおすすめします。
ファイル名 | 辞書名*2 | 辞書セット | 変換キー |
---|---|---|---|
YUHILTT-01.DIC | 法律・法学用語 | 基本辞書セット | スペースバー |
YUHILTT-02.DIC | 法令名正式表記 | 基本辞書セット | スペースバー |
YUHILTT-03.DIC | 法令名略語・通称 | 基本辞書セット | スペースバー |
YUHILTT-04.DIC | 先頭熟語⇒法令正式名 | オプション辞書セット | [control]+[5(え)]キー、[F5]キー |
YUHILTT-05.DIC | 著者名 | オプション辞書セット | [control]+[5(え)]キー、[F5]キー |
YUHILTT-06.DIC | 文献名コアタイトル | オプション辞書セット | [control]+[5(え)]キー、[F5]キー |
YUHILTT-07.DIC | 先頭熟語@⇒法令正式名 | 基本辞書セット | スペースバー |
この方法では、辞書は自動的に次のユーザーフォルダにコピーされます。
[/ユーザ/<ログインユーザー名>/ライブラリ/Application Support/JustSystems/ATOK/Dictionaries]
- ダウンロードしたdmgファイルをダブルクリックします。
- マウントされたボリュームの中にある<DATA>フォルダをダブルクリックします。
辞書ファイルの一覧が表示されます。
- 入力メニューからATOKの[環境設定]を選択し、ATOK環境設定を起動します。
- [辞書・学習]シートを選択します。
- 左側の[辞書セット一覧]から、追加したい辞書セットを選択します。
- スペースバーで変換できる、基本辞書セットに設定する場合
[標準辞書セット]を選択します。
- オプション辞書セットに設定し、通常の変換と別のキーで使い分けたい場合
[オプション辞書セット]を選択します。
- スペースバーで変換できる、基本辞書セットに設定する場合
- デスクトップ上にマウントされたボリュームの中から、使用したい辞書ファイルを、ATOK環境設定の[辞書セットの内容]の表示一覧までドラッグします。
- メッセージが表示されるので、[OK]をクリックします。
ドラッグした辞書がユーザーフォルダにコピーされ、選択している辞書セットの[辞書セットの内容]の一覧に追加されます。
- 一覧にドラッグした辞書がオンになっていることを確認し、[OK]をクリックします。
ATOK環境設定が終了します。
これで、ドラッグした辞書が使えるようになります。
※変換に使用するキーは、選択した辞書セットによって異なります。
【ATOK 2011以降の場合】
- [標準辞書セット]
スペースバー
- [人名変換辞書セット]〜[オプション辞書セット]
[control]+[2(ふ)]キー/[F2]キー 〜 [control]+[5(え)]キー/[F5]キー
キースタイルによっては、割り付けられているキーが異なります。
また、MS-IME風スタイルを選択している場合、オプション辞書セットにはキーが割り付けられていないため、キーを割り付ける必要があります。 - [一文字入力辞書セット]
[control]+[shift]+[6(お)]キー/[shift]+[F6]キー
キースタイルによっては、割り付けられているキーが異なります。 - [辞書セット7]〜[辞書セット0]
変換に使用するキーを、ATOKカスタマイザで割り付ける必要があります。
キーの割付方法は、ATOKのヘルプを確認してください。
【ATOK 2010以前の場合】
- [標準辞書セット]
スペースバー
- [人名変換辞書セット]〜[オプション辞書セット]
[control]+[2(ふ)]キー/[F2]キー 〜 [control]+[5(え)]キー/[F5]キー
キースタイルによっては、割り付けられているキーが異なります。
また、MS-IME風スタイルを選択している場合、オプション辞書セットにはキーが割り付けられていないため、キーを割り付ける必要があります。 - [辞書セット6]〜[辞書セット0]
変換に使用するキーを、ATOKカスタマイザで割り付ける必要があります。
キーの割付方法は、ATOKのヘルプを確認してください。
II 省入力データを設定する
ダウンロードした省入力データをATOKで利用できるようにします。
用意されている省入力データは、以下のとおりです。
- YUHILTT-02.DAR 法令正式名先頭一致
- YUHILTT-06.DAR コアタイトル先頭一致
■操作
ご利用のATOKのバージョンによって、操作が異なります。
【ATOK 2013以降の場合】
この方法では、省入力データは自動的に次のユーザーフォルダにコピーされます。
[/ユーザ/<ログインユーザー名>/ライブラリ/Application Support/JustSystems/ATOK/DAR]
- ATOKパレットの
をクリックし、基本のメニューから[辞書メンテナンス-省入力データ編集ツール]を選択します。
- [開く]をクリックします。
- ダウンロードした省入力データ「YUHILTT-02.DAR」を選択し、[開く]をクリックします。
「旧バージョンATOKの省入力データを開きました。利用可能な省入力データにコンバートしますか?」と表示されます。
- [はい]をクリックします。
- [変換先省入力データ]の[設定]をクリックします。
- [名前]に変換するファイル名「YUHILTT-02.DAR」を入力します。
- [場所]の右端の
をクリックして、デスクトップを選択します。
- [保存]をクリックします。
- [OK]をクリックします。
- 操作2.〜9.を「YUHILTT-06.DAR」についても行います。
※変換するファイル名には「YUHILTT-06.DAR」と入力します。
[閉じる]をクリックします。
- 入力メニューからATOKの[環境設定]を選択し、ATOK環境設定を起動します。
- [入力・変換]シートの[設定項目]で、[推測変換-省入力データ]を選択します。
- 操作9.で保存した省入力データを、[省入力データの内容]の表示一覧へドラッグします。
- メッセージが表示されるので[OK]をクリックします。
- [OK]をクリックします。
ATOK環境設定が終了します。
- 手順8.でデスクトップに保存したファイルを削除します。
【ATOK 2012以前の場合】
この方法では、省入力データは自動的に次のユーザーフォルダにコピーされます。
[/ユーザ/<ログインユーザー名>/ライブラリ/Application Support/JustSystems/ATOK/Dictionaries]
- ダウンロードしたdmgファイルをダブルクリックします。
- マウントされたボリュームの中にある<DATA>フォルダをダブルクリックします。
辞書ファイルの一覧が表示されます。
- 入力メニューからATOKの[環境設定]を選択し、ATOK環境設定を起動します。
- [入力・変換]シートの[設定項目]で、[推測変換-省入力データ]*1を選択します。
*1ご使用のATOKによっては、[省入力・推測変換-省入力データ]です。
- 操作2.で表示されているファイルの中から使用したい省入力データを、[省入力データの内容]の表示一覧へドラッグします。
- メッセージが表示されるので[OK]をクリックします。
- [OK]をクリックします。
ATOK環境設定が終了します。
III 電子辞典を設定する
ダウンロードした電子辞典をATOKで利用できるようにします。
用意されている電子辞典は、以下のとおりです。
- YUHILTT-02.DRT 法令正式名等
- YUHILTT-05.DRT 著者名⇒文献表記
- YUHILTT-06.DRT コアタイトル⇒文献表記
この方法では、電子辞典は自動的に次の共有フォルダにコピーされます。
[/ユーザ/共有/ATOK/ElectronicDictionaries]
■操作
- ダウンロードしたdmgファイルをダブルクリックします。
- マウントされたボリュームの中にある<DATA>フォルダをダブルクリックします。
辞書ファイルの一覧が表示されます。
- 入力メニューからATOKの[環境設定]を選択し、ATOK環境設定を起動します。
- [電子辞典検索]シートを選択します。
- 操作2.で表示されている辞書ファイルの中から使用したい電子辞典を、[日本語辞典]*1または[英語辞典]*2の表示一覧へドラッグします。
*1ご使用のATOKによっては、[日本語辞書]です。
*2ご使用のATOKによっては、[英語辞書]です。
- 辞書が追加されたことを確認するメッセージが表示されるので[OK]をクリックします。
- [OK]をクリックします。
ATOK環境設定が終了します。
次に起動するアプリケーションから、単語を変換した状態で[control]+[W(て)]キー*3押下による電子辞典検索、または候補ウインドウからの電子辞典検索が可能になります。*3キースタイルが、ことえり風またはMac VJE-Delta風の場合は、[option]+[W(て)]キーになります。
◆関連情報
電子辞典検索の操作については、以下のFAQを参照してください。
→Mac版ATOK 2014を使って電子辞典でことばの意味を確かめる−電子辞典検索−
→Mac版ATOK 2013を使って電子辞典でことばの意味を確かめる−電子辞典検索−
→Mac版ATOK 2012を使って電子辞典でことばの意味を確かめる−電子辞典検索−
→Mac版ATOK 2011を使って電子辞典でことばの意味を確かめる−電子辞典検索−
→Mac版ATOK 2010を使って電子辞典でことばの意味を確かめる−電子辞典検索−
→Mac版ATOK 2009を使って電子辞典でことばの意味を確かめる−電子辞典検索−
→Mac版ATOK 2008を使って電子辞典でことばの意味を確かめる−電子辞典検索−